介護職員初任者研修を修了すると働ける職場の種類一覧


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介護職員初任者研修を修了すると働ける職場の種類一覧
ここでは介護職員初任者研修を修了したヘルパーさんが働ける職場の種類とその説明を行いたいと思います。ヘルパーの資格取得後にどんな施設で働きたいのか?決める為の参考にしていただければと思います。

介護業界は以前から深刻な職員不足に悩まされ、現在でも深刻な問題として取り上げられています。そのような現状から比較的就職への敷居が低く未経験者や無資格者でも優遇されてきました。

しかし相次ぐ介護事故や、結局就職できてもすぐに辞めてしまうといった問題が起こり、基本的には就職するに当たって介護職員初任者研修の修了者を条件とするところが増えています。



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介護職員初任者研修とは?

以前介護の仕事に就く際に最低限必要な資格としてホームヘルパー2級がありました。しかしこのヘルパー2級や1級、3級、介護職員基礎研修含めた4つが平成25年4月から「介護職員初任者研修」に統一されました。よって今後介護の仕事に就く際に、最低限必要な資格は介護職員初任者研修修了者ということになります。


介護職員初任者研修を修了するとどんな所に勤められる?

介護職員初任者研修を修了した後どんなところに勤めることができるのでしょうか?ここでは就業先を説明していきます。

・医療法人
・社会福祉法人
・社会福祉協議会
・病院
・訪問介護事業所
・民間経営のデイサービス、宅老所
・派遣会社

ざっと書き出しましたが主な就業場所は上記のようになります。

ヘルパーが働く場所「医療法人」

医療法人とは病院を母体として経営を行っている「介護老人保健施設」のことをいいます。脳梗塞等で病院に入院して回復後片麻痺等の後遺症が残った場合、これ以上病気の回復は見込めず病院から退院の許可が出て自宅へ帰るためにはリハビリが必要になります。

このような場合に在宅復帰をするためのリハビリ機関としての役割を果たす施設です。一般的に介護老人施設では施設に併設されている通所サービスもありこれを「デイケア」といいます。つまり医療法人に就職した場合、施設の介護職員、あるいはデイケアの介護職員として勤めることができます。

ヘルパーが働く場所「社会福祉法人」

社会福祉法人として運営している施設は一般的に「特別養護老人ホーム」と言います。ここでは施設に通所介護であるデイサービスと、認知症専用のグループホーム、全室個室で10人規模の少人数を扱うユニットケアという4種類のサービスを提供しています。

よって施設介護職員、デイサービス介護職員、グループホーム介護職員、ユニット介護職員として勤めることができます。

ヘルパーが働く場所「社会福祉協議会」

社会福祉協議会では主にデイサービス、訪問介護サービスを行っていてデイサービスの介護職員、訪問介護ステーションのホームヘルパーとして勤務することができます。

ヘルパーが働く場所「病院」

病院では従来の病棟の外に療養型病棟という病棟があり、高齢で介護が必要な患者を収容しています。この病棟の看護補助員や介護職員として勤務することができます。

ヘルパーが働く場所「訪問介護事業所」

社会福祉協議会の説明でも触れましたが、単独で訪問介護事業所を経営している事業所もありここでもホームヘルパーとして勤めることができます。

ヘルパーが働く場所「個人経営のデイサービス、託老所」

介護保険制度がスタートして以来、医療法人や社会福祉法人での併設型だけでなく、個人経営でデイサービスや託老所といった事業所を独立して経営している事業者が大きく増えました。ここでも介護職員として勤めることができます。

ヘルパーが働く場所「派遣会社」

派遣会社に介護職員として登録し、要請のあった施設や事業所に派遣されるといった形でも就労することができます。


介護職員初任者研修を修了すると働ける職場「まとめ」

介護職員として働こうと思った場合、様々な形で働くことができますが、介護職員として充実した仕事をするためには、それぞれにメリット、デメリットがある中自分の要望や希望の勤務形態に合わせて就職先を選ぶことが重要になって来ると思います。

初心者の方が就職する場合はなるべく個人経営ではなく社会福祉法人のような大きい施設で働くことをお勧めします。

まだ勝手が分からず、基本的な知識と技術を習得しなければならない場合、大きい施設の方が利用者の数が多く、関わる機会も増えるため、より多くの経験を積めることで様々な状況での引き出しを多く持つことができるからです。

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