パーキンソン病の利用者を介護する時の注意点


パーキンソン病の利用者を介護する時の注意点
パーキンソン病の利用者を介護する際に、ヘルパーが注意しなくてはならない点を求めました。


パーキンソン病とは

パーキンソン病は難病のひとつで主に50歳以降に発症し歳を取るにつれて発症率があがります。症状は手足の震戦、こわばり、動作緩慢や筋肉の固縮があって歩行速度が遅くなり転倒しやすくなります。

表情が乏しくなり言葉や行動が減少して精神的にも落ち込みがちになり認知症との区別が難しいとも言われています。また反射神経や自律神経にも障害が起こり、便秘や起立性低血圧になりひどい場合は失神することもあります。

パーキンソン病の原因としては脳内のドーパミンという物質の減少に関係があるということで、治療には減少したドーパミン物質を薬物投与で補われます。しかしこの薬物の副作用で幻覚が見える等の症状が出ることもあります。

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パーキンソン病の方を解除する際の注意点

パーキンソン病の方の介助の注意点1.「服薬」

パーキンソン病では不足しているドーパミンを薬で補う薬物療法が基本ですが、薬による副作用によって吐き気や幻聴、幻覚を伴う妄想等が起きます。

さらに突然飲まなくなるようなことがあると悪性症候群と言われる生命に危険を及ぼすような状態になるリスクもあるため、症状によって薬を調整し正しく服用することが重要です。

パーキンソン病のご利用者本人による管理も難しくなるため、ヘルパーが管理して正しく服用できるように支援しましょう。

パーキンソン病の方の介助の注意点2.「歩行」

パーキンソン病の利用者は、その症状によってすくみ足、小刻み歩行等の特徴があり歩行がとても不安定な状態になります。そのため常に見守りをする必要がありますし、介助の方法もパーキンソン病以外の利用者の歩行介助の方法とは区別しなければなりません。

姿勢反射障害や動作緩慢があるため非常に転倒のリスクが高く、また転倒した場合のケガも重症になります。介助をする場合は、利用者の前に対面して両手を持つ手引き歩行が一般的です。

初めの一歩がなかなか出せなかったり、歩き出すと徐々にスピードが早くなり小刻みな歩行になってしまったりするため、ヘルパーは「1、2、1、2」と声を出し一歩ごとのリズムをとってあげると共に大きくゆっくり動いて介助をするといいでしょう。

パーキンソン病の方の介助の注意点3.「嚥下障害」

パーキンソン病が進行して重度の状態になると嚥下障害が起こり、食べ物を飲み込むことが困難になります。この時に無理に介助をしてしまうと誤嚥性肺炎になるリスクも非常に高くなります。

そのため食事介助では、その他の利用者よりもゆっくりと介助をすることと、それでもむせ込みがひどい時にはトロミ剤の使用を検討すること、状態が悪くなった場合は栄養士や看護師に相談することが注意するポイントです。

パーキンソン病の方の介助の注意点4.「妄想」

薬の副作用により、虫や子供がいるといった幻覚、誰かが自分の悪口を言いている等の幻聴等の妄想が起こります。その際はむやみに否定したりせずに、そのまま受け止めて利用者を落ち着かせるように努めて下さい。

妄想に対してはヘルパーが関わることで利用者を落ち着かせたり、幻覚や幻聴から注意をそらしたりして混乱から守ることが大切です。


パーキンソン病の利用者を介護する時の注意点「まとめ」

ヘルパーが利用者の介護に関わる時、利用者の性格や気持ち、考え方、それまで生きてきた環境等を考えて接するのは当然のことです。

ただし医者や看護師等の医療職ではありませんが、介護職員も利用者の抱えている病気を理解することでよりその利用者に適したケアを実施することが可能になります。是非医療的な知識も身に付けながら仕事に臨みましょう。

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