介護福祉士 求人・転職先の探し方


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介護福祉士の資格を持つ人が就職先を探す場合、専門のサイトを利用するか、もしくはハローワークなどを利用するのが一般的です。

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)に比べると正社員としての求人が多く、施設関係が多々あります。正社員として入社した場合、介護福祉士であれば資格手当がつきますので、多少の給与アップが期待できます。

転職の場合ですと前職の雇用保険の加入期間によっては、ハローワーク(失業保険の申請はハローワークのみ)で失業保険申請をすると受給される可能性が高いので、転職先を焦ることなく探すことができます。このことを考えると、専用のサイトよりハローワークを経由して転職先を探す方が手間が省けるのではないでしょうか。

サイト経由で探す場合には、複数のサイトを観覧することが大切です。別のサイトに同案件が記載されている場合が多く、シフトや給与が異なっていることがあります。また、サイトによっては”内定特典”などでお祝い金が出るところがあります。

サイト登録には無料と有料のところがありますので注意が必要です。しかしスカウト機能などの特別な機能がついていたり、資格とキャリアがある人に有利なサイトになっている場合がありますので、複数のサイトを確認することは大切です。他にも、実際に利用している人の声や情報交換などのツールが付いているところもあります。

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介護福祉士の求人に多い案件は?

介護福祉士の資格を持つ人は、老人福祉施設やグループホームなどの求人が多くみられます。雇用形態も正社員としての求人が多く、キャリアがある人の方が優遇されるので転職の場合は特に有利になるでしょう。

しかし、正社員となると勤務時間や休みはシフト制になってしまう可能性が高く、自分の都合より会社の都合に合わせることが前提となる場合が多いです。

求人の勤務時間の記載には注意が必要です。勤務時間が1.2.3などに分かれている場合がありますが、その中から都合の良い時間を選べるという訳ではなく、『3つの時間帯で月のシフトを組みますよ』という場合が多々あります。記載内容だけでは分かり辛く、細かな説明記載が無いので、面接の前にしっかりと確認しておく必要があります。

シフト制で働くと給与面での安定性はありますが、自己都合での変更が難しくなります。特に急な変更があると、会社というよりは一緒に働くスタッフに迷惑をかけてしまうことになります。また、施設になると夜勤もあり、小さなお子さんがいる方には無理が生じるかもしれません。

デイサービスの求人は勤務時間帯が決まっており、日曜日が休みの施設となると人気が高いです。人気が高いので、求人が出ても直ぐに埋まってしまう可能性が高く、どうしてもデイサービスで働きたい方は空きが出た時に施設側から連絡を貰う方法があります。しかし、この方法の場合はいつ連絡が来るか分からないですし、連絡が来る保証もありませんので急ぎで探している方にはお勧めできません。


介護福祉士の転職は有利に働く?

普通の企業だと転職となると敬遠されがちですが、介護職の場合は人手不足の問題があるため、転職でもキャリアが重視される可能性が高いです。あまりにも様々な施設を転々としていると敬遠されてしまいますが、ある程度の転職であれば、雇う側も大目に見てくれます。

施設側は介護福祉士の資格を所持しているだけでも必要な人材と考えており、そこにある程度の経験がプラスされている場合、未経験の人に比べると正規社員としての内定が決まりやすい傾向にあります。

ただし、面接などで『辞めた理由』を聞かれた際にマイナスイメージになるような返答は控えた方が良いでしょう。転職する場合には、”スキルアップのために転職をしたい”と伝えるのがベストです。間違っても『対人関係が上手くいかなかった』や『職場の不満』などを素直に答えてはいけません。嘘も方便、臨機応変に対応していきましょう。


転職先を選ぶ場合のポイント

介護職の転職に多い理由は、給与面や待遇条件の不満が多いようです。就職してから不満が募る場合が殆どで、酷いところになると面接では良いことばかりを言って、いざ就職してみると条件が全く違うなんてこともあります。

シフトについても、いざ働いてみたら合わなかった(違った)という不満があります。必ずしもこちら側の条件が通るわけではありませんが、転職する場合にはある程度の条件の合致は必要です。

特に離職率の高い(頻繁に求人募集をしている)事業所や施設などは、その原因に注意した方が良いでしょう。中には口コミサイトなどで事業所の評判の善し悪しを知ることもできます。働いている人の意見や働いていた人の意見、もしくは利用していた方やそのご家族の意見など様々な意見に目を通し、気になった応募先の情報収集することが大切です。

ハローワークの窓口や他の転職サポートを行っている企業では、事業者の評判についても教えてくれますので、より詳しく知りたい方は聞いてみましょう。

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